ここはクソみたいなインターネッツですね

逆にクソじゃないインターネッツってどこ

筋肉かお金があれば人は皆優しくなれる説

エンジニア界では最早常識となっているが、人間には筋肉かお金が必要である。 筋肉があると生まれるもの 筋肉は肉体だけでなく精神をも補強する。何か叱責や理不尽を被っても「まあいいかいつでもこいつなんて殺せるし」という鈴木拓的余裕が生まれるのだ。…

xDD(〇〇駆動開発)アンチパターン

最近、チームで非常に有益な振り返りと向き直りを行えた。やはり定期的にこれまでの道程にあった楽しかったこと、辛かったことを見つめ直すことはより良い未来を考えるうえで必要なことなのだと強く実感する。 そういった文脈で、そういえばこんなこともあっ…

プログラミング教育についての雑感

初等教育にプログラミングを組み込むなどの風潮を受けて、一エンジニア及び一プログラミング講師として思うところを綴っておきたい。 私がプログラミングから学んだ最も大切なこと バグのないプログラムなど存在しない エンジニア界隈でこの言葉はあまりにも…

僕のこの手は何を掴んだのだろう

どうやらこれ何も掴んでねえな、という感覚 歳をとり、仕事を経験した。鬱を経験した。ニートも転職も経験した。たくさんの人に手を差し伸べてもらい、そして出来る限りの人に手を差し出した。相手が上にいようが下にいようが構いやしなかった。掴めるもの全…

怒ること、叱ること、たしなめることの違い、理不尽との死闘

怒り、という下らない快楽 怒りという感情は、人間が持つ他の感情と比較してもかなり強い力を誇る感情であると思う。瞬発力、瞬間最大風速でいえば、あらゆる感情の中で最も強いものなのではないかとさえ感じる。 さて、そんな怒りという感情はどんな時に生…

誰がために鐘を鳴らす

マジカルナンバーという概念 マジカルナンバーという言葉がある。ジョージ・ミラーという心理学者が提唱した仮説/概念であり、人間が短期的に記憶できる物事は7±2個程度であるという話だ。彼自身7という数自体には確信を持っていたわけではなかったそうで、…

人間の才能について最近考えること

眼差しという才能 性質ともまた違う、もっと潜在的かつ根本的な領域で、天才的な眼差しを持つ人間がいる。上辺に踊らされることなく、本質を見抜こうとするその鋭さは正に才能と言える。最近そういった才能を持つ人々の強さをまざまざと見せつけられることが…

雑談の重要性 - 雑談が無駄だという迷信

雑談すると仕事が始まる説 あくまで個人の見解だが、世の中のチームの半分以上は雑談が足りていないチームだと思う。現代においても未だ雑談ばかりしていると「サボっている」と周囲から認識されてしまうのは事実だし、確かにそればっかりしているのはよくな…

プログラミング講師が考える、プログラミング学習に必要な資質と講師側の規範、また教育というものについて

真新しいスーツに身を包む方々が目立つ季節となりました。私の下にも新卒の方が2名程つくことが決まり、久しぶりにできる後輩というものへの接し方に関する不安、彼らを一人前に育て上げなければならないという責任の重さから、柄にもなく非常に緊張していま…

新卒研修を行う上で僕が注意すること

入社半年なのに新卒研修を担当することになった 昨年12月よりエンジニアとして仕事をしている。入社から間もないにも関わらず、BTC(Business/Technology/Creative)人材育成研修のテクノロジー部分の担当として抜擢していただいた。これは僕がCODED@という学…

ALLY認定講座(セクシャルマイノリティ研修)を受けた僕が思うこと

アライとは 「アライ」とは、英語で「同盟、支援」を意味するallyが語源で、LGBT(レズビアン・ゲイ・バイセクシュアル・トランスジェンダー)の当事者ではない人が、LGBTに代表される性的マイノリティを理解し支援するという考え方、あるいはそうした立場を…

三浦しをんさんが女性だと知って僕はショックを受けた

きみはポラリス (新潮文庫)作者: 三浦しをん出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2011/02/26メディア: 文庫購入: 5人 クリック: 28回この商品を含むブログ (56件) を見る 何がショックだったかって、僕が三浦しをんさんを男性だと思ってしまっていたこと、つまり…

悪気はなくとも、言葉は人を傷つける。

コミュニケーションというものは難しい。適切な言葉を選んで発することも難しい上に、相手の話を聴きしっかりと理解することもまた更に難しい。 男性の友人と飲んでいたとき、会計を済ませた僕らを可愛らしい店員さんがエレベーターまで送ってくれたことがあ…

本を読めるかどうか、という人生の指標

恋文 (新潮文庫)作者: 連城三紀彦出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1987/08メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 40回この商品を含むブログ (43件) を見る 水やりはいつも深夜だけど (角川文庫)作者: 窪美澄出版社/メーカー: KADOKAWA発売日: 2017/05/25メディ…

バグって言うな問題は構造の問題なんじゃないか

先日から友人のエンジニア達と、はてな界隈でバズっていた記事について話している。 提案:エンジニアに気軽に「バグ」というのはやめませんか? - worker experienceの日記 バズっていた記事とは上記のもので、簡単に言うと「エンジニアに"バグ"と気軽に言…

全人類がTeam Geekを読めばいいのに

Team Geek ―Googleのギークたちはいかにしてチームを作るのか作者: Brian W. Fitzpatrick,Ben Collins-Sussman,及川卓也,角征典出版社/メーカー: オライリージャパン発売日: 2013/07/20メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (21件) を見る …

僕がソフトウェア開発について学んでいること

はじめに たまにはエンジニアらしいことを書こうとしてまとめていたことが、あまりに長くなったのでqiitaに投稿することにした。 qiita.com qiita.com マルチポストになってしまうが、本来の目的であるここにもそれをまとめておこうと思う。 おわりに、に書…

もっと本を読みたい、もっと文章を書きたい。

昔から、物語を読んだり観たり聴いたりすることが好きだった。というより、僕にはそれしか熱中できることがなかった。それにもかかわらず、最近では本を読むことがめっきり減ってしまった。精々週に一度か二度、長い通勤時間を利用して青空文庫をペラペラと…

アーリータイムズ

僕は今、フレックス制度を利用して早帰りをしている。嬉しい。早帰りといってもそこまで早いわけでもない。コアタイムが10-16時と決められていて、そして僕の家と会社は遠い。どれだけ急いでも帰宅出来るのは結局18〜19時になってしまう。それでも、普段0時…

かなわねえな

かなわない、僕は善い人間には、かなわない。 僕は、世界には善い人間がいることを知っている。そしてその少なさと尊さもまたよく知っている。 善い人間はいつも僕を助けてくれる。悩みごとがあれば一緒になって考えてくれて、放っておいて欲しい時は放って…

諸君、我々は売り手市場に乗じて労働環境の改善を推し進めるべきなのだ。フォースと共に

今日本は空前絶後の売り手市場らしい。そんなことは知っている、自分には関係ない、という人もちょっと待って欲しい。確かに売り手市場というと、転職や就職をする人にのみ関係のあることのように感じてしまいがちだが、実は既に日々労働に勤しんでいるあな…

正当な対価を要求するための責務、またその難しさについて

前回のエントリで不適正な対価で優秀な人材を雇おうとする企業について、長々と批判と愚痴をごちゃ混ぜにして書いた。 社員に「クリエイティビティ」,「イノベーション」を求める企業と支払う対価について - ここはクソみたいなインターネッツですね この問…

社員に「クリエイティビティ」,「イノベーション」を求める企業と支払う対価について

銀の弾丸、クリエイティビティ・イノベーション クリエイティビティという言葉の功罪、またその陰にあるクリエイティブでない仕事の重要性についてはtechcrunchに良い記事があったのでそれを紹介する。 クリエイティビティの罠――実務的な業務の重要性 | Tech…

ライフスタイルを売る、という商売について感じる愚かさ。または私は如何にしてリクルートを嫌悪するようになったか。

"ライフスタイルの提案"という欺瞞 都会の喧騒から距離を置き、田舎暮らしをしたい。シリコンバレーで最先端のテクノロジーやビジネスに浸りたい。しっかりとしたキャリアパスを計画し、若くして家を持ち犬を飼い明るい家庭を築きたい。組織に属さず、自由な…

人に好かれる人と嫌われる人

初対面から好かれる人ってすごいけどそんなに得はしてないんじゃないか 二十といくらかの齢を重ねてようやく知ったこと。どうやら多くの人にとって、僕の第一印象はかなり悪いらしい。そんなに無愛想にしているつもりもないし、面白い話が好きなので自分では…

主人公っぽい人っているよね

「主人公感」という神秘性 そりゃ誰もが自分の人生を精一杯生きてる訳で、各々の人生において自分が主人公であることは当然だし自然だと思う。けれども、僕は"なんかこいつ主人公っぽいなー"と感じさせる人間が一定数存在するのもまた知っている。一つのコミ…

大人になっていく友人達へ

友人達よ、僕は既に道行く可愛い女の子や素敵な女性を見かけども昔ほど熱量のある何かしらの感情を抱かなくなった。それは己が精神が無明の闇を破しかけている嘉すべき変化なのか、若き情火が消えかけている忌むべき凋落なのかよくわからぬままなのもまた僕…

ニートが働き始めて、一週間が経ちました

ハーフハーテッド・アテンプト 内定を貰ったその日から、入社までの時間を大切に大切に使おうと思っていたのに、結局ダラダラとなにもしないまま入社日を迎えてしまった。「日はまた昇る」というヘミングウェイの本があるけれど、この僕の怠惰はどちらかとい…

幸せだったよ、と母は言った。

母から、突然の長文メールが届いた。 僕は、心を病んでしまっていたこと、仕事を辞めてしまっていたことの後ろめたさからあまり家族に会わないようにしていた。これまでずっと、心配をかけないよう特に母には自分の状況を伝えていなかった。いや、伝えていな…

1年の空白期間があるエンジニアの就活記録 - 終章 -

就活記録3はこちら teeeeeeemo.hatenablog.com 転職活動終了のご報告 11/7あたりから行ってきた転職活動。 毎日のように何社もまわっていたおかげで、先週中にいくつか内定・内々定を頂戴していた。 内容と条件を吟味した上で、僕はとある企業へ内定承諾の連…