ここはクソみたいなインターネッツですね

逆にクソじゃないインターネッツってどこ

全人類がTeam Geekを読めばいいのに

Team Geek ―Googleのギークたちはいかにしてチームを作るのか作者:Brian W. Fitzpatrick,Ben Collins-Sussman発売日: 2013/07/20メディア: 単行本(ソフトカバー) 僕はエンジニア二年目だか三年目だかの時に、先輩に勧められて一度この本を読んだことがある…

僕がソフトウェア開発について学んでいること

はじめに たまにはエンジニアらしいことを書こうとしてまとめていたことが、あまりに長くなったのでqiitaに投稿することにした。 qiita.com qiita.com マルチポストになってしまうが、本来の目的であるここにもそれをまとめておこうと思う。 おわりに、に書…

もっと本を読みたい、もっと文章を書きたい。

昔から、物語を読んだり観たり聴いたりすることが好きだった。というより、僕にはそれしか熱中できることがなかった。それにもかかわらず、最近では本を読むことがめっきり減ってしまった。精々週に一度か二度、長い通勤時間を利用して青空文庫をペラペラと…

アーリータイムズ

僕は今、フレックス制度を利用して早帰りをしている。嬉しい。早帰りといってもそこまで早いわけでもない。コアタイムが10-16時と決められていて、そして僕の家と会社は遠い。どれだけ急いでも帰宅出来るのは結局18〜19時になってしまう。それでも、普段0時…

かなわねえな

かなわない、僕は善い人間には、かなわない。 僕は、世界には善い人間がいることを知っている。そしてその少なさと尊さもまたよく知っている。 善い人間はいつも僕を助けてくれる。悩みごとがあれば一緒になって考えてくれて、放っておいて欲しい時は放って…

諸君、我々は売り手市場に乗じて労働環境の改善を推し進めるべきなのだ。フォースと共に

今日本は空前絶後の売り手市場らしい。そんなことは知っている、自分には関係ない、という人もちょっと待って欲しい。確かに売り手市場というと、転職や就職をする人にのみ関係のあることのように感じてしまいがちだが、実は既に日々労働に勤しんでいるあな…

正当な対価を要求するための責務、またその難しさについて

前回のエントリで不適正な対価で優秀な人材を雇おうとする企業について、長々と批判と愚痴をごちゃ混ぜにして書いた。 社員に「クリエイティビティ」,「イノベーション」を求める企業と支払う対価について - ここはクソみたいなインターネッツですね この問…

社員に「クリエイティビティ」,「イノベーション」を求める企業と支払う対価について

銀の弾丸、クリエイティビティ・イノベーション クリエイティビティという言葉の功罪、またその陰にあるクリエイティブでない仕事の重要性についてはtechcrunchに良い記事があったのでそれを紹介する。 クリエイティビティの罠――実務的な業務の重要性 | Tech…

人に好かれる人と嫌われる人

初対面から好かれる人ってすごいけどそんなに得はしてないんじゃないか 二十といくらかの齢を重ねてようやく知ったこと。どうやら多くの人にとって、僕の第一印象はかなり悪いらしい。そんなに無愛想にしているつもりもないし、面白い話が好きなので自分では…

主人公っぽい人っているよね

「主人公感」という神秘性 そりゃ誰もが自分の人生を精一杯生きてる訳で、各々の人生において自分が主人公であることは当然だし自然だと思う。けれども、僕は"なんかこいつ主人公っぽいなー"と感じさせる人間が一定数存在するのもまた知っている。一つのコミ…

大人になっていく友人達へ

友人達よ、僕は既に道行く可愛い女の子や素敵な女性を見かけども昔ほど熱量のある何かしらの感情を抱かなくなった。それは己が精神が無明の闇を破しかけている嘉すべき変化なのか、若き情火が消えかけている忌むべき凋落なのかよくわからぬままなのもまた僕…

ニートが働き始めて、一週間が経ちました

ハーフハーテッド・アテンプト 内定を貰ったその日から、入社までの時間を大切に大切に使おうと思っていたのに、結局ダラダラとなにもしないまま入社日を迎えてしまった。「日はまた昇る」というヘミングウェイの本があるけれど、この僕の怠惰はどちらかとい…

幸せだったよ、と母は言った。

母から、突然の長文メールが届いた。 僕は、心を病んでしまっていたこと、仕事を辞めてしまっていたことの後ろめたさからあまり家族に会わないようにしていた。これまでずっと、心配をかけないよう特に母には自分の状況を伝えていなかった。いや、伝えていな…

1年の空白期間があるエンジニアの就活記録 - 終章 -

就活記録3はこちら teeeeeeemo.hatenablog.com 転職活動終了のご報告 11/7あたりから行ってきた転職活動。 毎日のように何社もまわっていたおかげで、先週中にいくつか内定・内々定を頂戴していた。 内容と条件を吟味した上で、僕はとある企業へ内定承諾の連…

1年の空白期間があるエンジニアの就活記録3 & 働くということについて今思うこと

就活記録の2はこちら teeeeeeemo.hatenablog.com いい感じで選考は進んでいる。 内々定のような約束(どれだけ信頼性があるのかは不明)を2,3社から頂いた。 どこにしようか、あるいは全く違った道を選ぼうかまだ決めあぐねているため正式な内定は待ってもらっ…

1年の空白期間があるエンジニアの就活記録2

その1はこちら teeeeeeemo.hatenablog.com お祈り申し上げます 大学5年生の頃、僕は特にスキルや資格というものを持ち合わせていなかった。 そのため、就職活動の時に散々お祈りをされた記憶がある。 当時僕は小説家になりたいという夢を捨て切れず、出版関…

一年の離職期間があるエンジニアの就職活動記録

1年の空白期間があって就職できるか不安 今まで無職をしていた僕は、最近就職活動をしている。 一般的には三ヶ月以上の空白期間があると採用を敬遠されることがあるという。 一方で半年くらいなら気にしないというところもあるという。 僕の場合はそれらを超…

一年ニートをした僕がニートとして感じた「生きづらさ」について

なぜ再度働こうと思ったのか 僕は、去年の12月から鬱になり休職をした。休職期間である三ヶ月を過ぎても病状はよくならなかった為、そのまま辞職をした。 働きたくない、働きたくない。僕はその一心で日々怠惰を貪っていたのである。 結論から言って、長きに…

iPhone8の初期不良があったけどapple及び代理店であるカメラのキタムラの対応には何一つ問題がなかったよという話

経緯 10/8にiPhone8を購入。購入店は最寄りのauショップ。 10/9にiPhone8の初期不良に気付く。症状は一切バイブレーションがしないというもの。擬似ホームボタンのクリックは動くが、マナーモード変更時やLINEなどアプリによる通知の際のバイブレーションが…

みんなどうやって長い人生折り合いつけてんの

大体みんなこのままあと30〜40年くらい働いて、 いくらかのお金を稼いでいくわけじゃん。 まだ火曜日なのかというこの落胆や、 こんなにも長い一週間がこの先365/7*40回ほど続く途方のなさと、 一体どうやって折り合いつけてるの?? 稼げる額もさ、死ぬほ…

男性学について

男性学とは何か 男性学とは、文字通り男性についての学問である。 ジェンダー領域において、女性についての議論は常に意識され、十分とは言えずともそれなりに発展してきた。それは男尊女卑の歴史への反発からとも、文化水準の高まりが人々に知性をもたらし…

舌を舐める

やりたくもないことをしていると、自分自身とか自分の人生がどんどん摩耗していくばかりな気がしてしまう。 くだらない飲み会に使う時間も金も、全部人生を犠牲にしているって考えちゃうとなんだかね。 こんなことのために働いているのか、という命題からは…

結婚報告とかプロポーズ報告とかをSNSで見たときに覚える感覚について。

プロポーズ報告を見るとウッと感じちゃうんだけどさ、 いやお前それ完全に妬みだろって言われたら何も言い返せない。 でも本当はそうじゃなくてもっと本質的に気持ち悪いモノを感じているのに、 何かコンプレックスが疼いてむしろ黙ることしかできなくなっち…

食傷気味の鰐とノスタルジア

夕暮れ 世界の終わりなんて早々来るもんじゃあない。 ノストラダムスにマヤの予言、2000年問題なんかを経験した現代人には、そう気付いてしまっている人が余りに多い。 けれど一方で、本気で世界の終わりを願う人もまた余りに多くいる。 なんとも皮肉で可笑…

子供と大人の違い。

このテーマについて考えようとしたとき、真っ先に思いつくのは'夢'を見るかどうかだ。 「大人って、大きい子供なのよ。」 幼い頃、そう母に教えられたことがある。今思えば、なんとも的を射たことを言う。 その母は、五十いくらかの歳を重ねた今でも物語を愛…

教師は聖職者であるべきか生殖者であるべきか

教師たるもの、聖職者であれ。 教育を学ぶ者にとって、第一の壁はこの命題だ。本当に教師は聖職者でなければならないのか。教えによって人を導く者は、すなわち聖なるものであるべきなのか。 生徒はあらゆる経緯を経て、教師から「正しさ」を学ぶ。それが教…

物語は作者の手を離れるか

物語は、作者のみならず受け手にさえ創造的行為を求めている。そのような主張をしたのがロラン・バルトだ。 彼に影響された訳ではないが、私も物語は作者の手を離れるものであり、またそうあるべきものだと思っている。例えば100年以上もの間たくさんの人々…

強い人とか弱い人とか

あの人は強い人だ。 そんな風に形容される人がいる。たとえ本人がそう自覚していなくとも、周りからそう評価される人は確実にいる。 一体何を持ってして強い弱いを断じているのか。僕は昔から、「強い人」とやらに違和感を覚えて仕方がなかった。 強さ、ある…

ニートの規範とか社会がニートに期待することとかそれについてニートが思うこととか

規範、ということばはとても興味深い。僕自身多用しがちな言葉の一つである。 社会学を学んでいた頃、よく授業ではこの言葉が出ていた。抽象的な言葉なので最初の頃はよく混乱していた。人格、文化、社会、生活、それらのどこにでも付きまとうのがこの規範と…

大学で出会った女の子とアムウェイの思い出

このマークを知っているだろうか。ネットワークビジネス、マルチ、ネズミ講、正誤はともかく色々な呼ばれ方をしているアムウェイ。僕は決して参加したことはないし、参加するつもりもない。うさんくさい。アホらしい。僕はそう思う。 けれども、知り合いから…