ここはクソみたいなインターネッツですね

逆にクソじゃないインターネッツってどこ

そして再び大地に立った

フリーランスを一時卒業しました

一年ほどフリーランスエンジニアとして商売をしてきて、気がつけばいつの間にかまた正社員になっていた。これからも場当たりで生きていきたい。ちなみにこの'いきたい'は'生きて'にかかるのではなく'場当たりで'にかかる。相変わらず日本語は難しい。

成り行きでフリーランスを卒業することとなった。別にコロナで案件がなかったわけでも、フリーランスやっていけないわーという感じもなかった。成り行きというと何か特別なことがあったかのように聞こえるが、顛末はしょうもない。遥か昔に登録した転職アプリを誤タップで起動したところ、どうやらアクティブユーザだと判定されたようでスカウトが大量に飛んでくるようになった。そのうちのいくつかを気まぐれで受けてみたところいい感じに内定を頂けて、じゃあ働いてみるかーといった軽い感じで正社員に戻ったのである。この軽い感じはフリーランスの経験が活きているように思う。働く場所や人間関係を転々とすることに少なからず慣れたし、ダメだったら別にいつでもやめちゃえばいいしなあという気持ちがあった。とはいえ今はなんだかんだ責任感をある程度持ってやれている。

正社員に戻ったとは言っても、廃業届を出した訳でもないのでフリーランスを完全に卒業したわけではない。大地に立ったとはいえ少し浮いている状態みたいな。

ところで目からビーム出すより指からビーム出す方が気持ちいい

目からビーム出すより指から出す方が気持ちいいと本当に思った。

目からビームが出るとして、やっぱり気になっちゃうのは自分の出したビームがもたらす破壊をちゃんと観測できるのかってこと。仮にそのビームが破壊でなく治す感じのビームだとしても同じ。目からビームを出してる状態って、流派がたくさんあるからここで細かくは定義しないけど多分全体的に眩しいじゃん。目の前で、なんなら目の中ですごい光が出ているわけだからそれはもう眩しくて出してる自分は正直よく分かんないと思うの。それってもったいないよ、せっかくビームが出せるんだからその成果もちゃんと知りたい。お仕事で言う目標を立ててちゃんと振り返りをしようとかはどうでもいいんだけど、ビーム出せるなら確かにちゃんと見たくない?

目から出すビームももちろんいいもんだと思う。頭から直接エネルギーを出すのは絶対気持ち良いもんね。頭蓋骨に穴を空けるトレパネーションって手術があるって聞いたし、それをするとバッキバキにキマるって昔x51.orgで読んだ。脳味噌が豆腐だとして、その周りに水があるとして、その水を冷たいものに差し替えたら脳味噌キーンとして意識が冴えわたりそうだよね。危ないクスリみたいに他に替えがたい気持ちよさがありそう。そのうちビームを撃つことが目的になって、電車に乗ったり仕事をしてる時もあーそろそろビーム撃ちてえ、どっかで撃っちゃおうかなあってずっと考えちゃいそう。それって最初にやりたかったビーム像とはなんか違ってきちゃわない?

だからやっぱり指から出るビームの方がビームとしての総合点では気持ちいいと思う。悪人をこらしめたり人々に向かって倒壊するビルを粉々にしてステイツを救ったりさ、そういうのってやっぱり生で見られる機会なんてなかなかないし、ましてや自分がそれをする瞬間なんて、絶対見逃したくない思うんだよね。あっ悪人だ、ビーム狙っちゃうぞー、ビーム出たなー、ビーム悪人に届いたなー、悪人がゲル状になったなーとか一瞬一瞬をやっぱり鮮明に見たい。結果だけドン!だと正直それ本当に自分がやったのかよくわからなくなりそうで100%ウオォってなれなくない?ちゃんと見てないと悪人が思ったより動き速くて後ろの人質にあたっちゃうとかそういう不慮の事故に対する心構えも変わってくるし。

そんなわけでビームは目から出すより指から出す方気持ちよさそうだなーって思って、これって人生において本当に大切だなって感じる。